オリンパス

CAMEDIA C-820L

OLYMPUS / C-820L

 81万画素の撮像素子をもち,撮影レンズはオートフォーカスでピント調整される,当時としては高画質モデルのコンパクトディジタルカメラである。3.3Vのスマートメディアに対応するようになったOLYMPUS CAMEDIA C-420Lの高画素バージョンということもできる。各社から35万画素クラスのディジタルカメラが多く発売されるなかでは,81万画素の撮像素子をもち1024ピクセル×768ピクセルの画像が得られる機種は,じゅうぶんに高画質をアピールすることができた。しかしこの翌月に,140万画素の撮像素子をもち1280ピクセル×1024ピクセルの画像を得られるOLYMPUS CAMEDIA C-1400Lが発売されると,81万画素クラスのこの機種は,目立たない存在になってしまった。

OLYMPUS CAMEDIA C-820L, Body No. 24055031
撮像素子タイプ1/3型 正方画素CCD 撮像素子画素数81万画素
記録画素数最大 1024ピクセル×768ピクセル
撮影レンズ5mm F2.8 (ライカ判で36mm相当)
露出調整プログラムAE 1/4〜1/500秒,F2.8,5.6,11
ピント調節TTLコントラスト検出AF 0.75m〜∞ (マクロモード0.2m〜0.75m)
記録メディア3.3Vスマートメディア
電源単3乾電池 4本
発売1997年7月

OLYMPUS CAMEDIA C-820L, OLYMPUS LENS 5mm F2.8

35万画素機にくらべれば,細かい文字も読めそうである。

OLYMPUS CAMEDIA C-820L, OLYMPUS LENS 5mm F2.8

ある程度以上の距離のある被写体は,じゅうぶんに解像できないようだ。