1998年3月に発売されたFUJI FinePix 700以来の縦型デザインを受け継ぐ機種であり,同時期に発売されたFUJI FinePix 4800Zとともに,さいごの縦型デザインのFinePixとなった。FUJI FinePix 4700Zではじめて採用された240万画素の「スーパーCCDハニカム」を,330万画素にアップさせた撮像素子を採用しており,600万画素の画像として記録する。デザイン面でも,性能面でも,縦型FinePixのさいごを飾るにふさわしい,高品位なモデルとして仕上げられている。機会があれば,ぜひ入手しておきたい機種の1つだ。
実用面でも,十分な内容をもつ。従来のカメラらしくない縦型デザインであるが,使い心地は悪いものではない。むしろ,快適である。惜しむらくは,記録媒体としてスマートメディアを使用する点である。スマートメディアが供給されなくなった現在においては,どうしても運用がしにくい要素となる。USB端子をもつが,独自の形状のものであり,汎用のケーブルが利用できない点も残念である。ただしこのUSB端子は,FUJI FinePix S2 Proと同じものなので,この規格に合致したケーブルも,機会があれば確保しておくとよいだろう。
自然で嫌味がなく,かといってほどほどに派手な,好印象のもてる発色である。
縦型デザインのカメラなので,横位置の構図で撮るときには,カメラを縦にもつことになる。
縦位置の構図にするときは,カメラを横位置で構えることになる。このときでも,操作性は気にならない。
1998年3月に発売されたFUJI FinePix 700以来の縦型デザインを受け継ぐ機種であり,同時期に発売されたFUJI FinePix 4800Zとともに,さいごの縦型デザインのFinePixとなった。FUJI FinePix 4700Zではじめて採用された240万画素の「スーパーCCDハニカム」を,330万画素にアップさせた撮像素子を採用しており,600万画素の画像として記録する。デザイン面でも,性能面でも,縦型FinePixのさいごを飾るにふさわしい,高品位なモデルとして仕上げられている。機会があれば,ぜひ入手しておきたい機種の1つだ。
実用面でも,十分な内容をもつ。従来のカメラらしくない縦型デザインであるが,使い心地は悪いものではない。むしろ,快適である。惜しむらくは,記録媒体としてスマートメディアを使用する点である。スマートメディアが供給されなくなった現在においては,どうしても運用がしにくい要素となる。USB端子をもつが,独自の形状のものであり,汎用のケーブルが利用できない点も残念である。ただしこのUSB端子は,FUJI FinePix S2 Proと同じものなので,この規格に合致したケーブルも,機会があれば確保しておくとよいだろう。
FUJI FinePix 6800Z, SUPER EBC FUJINON 8.3mm-24.9mm
自然で嫌味がなく,かといってほどほどに派手な,好印象のもてる発色である。
FUJI FinePix 6800Z, SUPER EBC FUJINON 8.3mm-24.9mm
縦型デザインのカメラなので,横位置の構図で撮るときには,カメラを縦にもつことになる。
FUJI FinePix 6800Z, SUPER EBC FUJINON 8.3mm-24.9mm
縦位置の構図にするときは,カメラを横位置で構えることになる。このときでも,操作性は気にならない。