縮長65cm,全高165cm,重量2690g(カタログ値)で,中型三脚に分類される三脚である。本来は,1本のパン棒で上下左右自在に向けられるフリーターン雲台を標準装備する。標準装備のフリーターン雲台のパン棒が折損したため,自由雲台(ARUKAS erde-3065)につけかえて使っている。 約2kgという重さは,ストラップ等を利用すればさほど気にならないものである。それでも,たいがいのカメラ・レンズをしっかりとささえられ,高さもじゅうぶんに確保できることから,私のなかでは出番のもっとも多い三脚となっている。カメラを支えるのに十分な大きさ重さと,持ち運びが容易な大きさ重さの,絶妙なバランスを実現した三脚であると言いたい。
自由雲台につけかえるかわりに,パン棒の交換あるいはフリーターン雲台の買い替えも検討したものだが,この三脚は「マスター」でも比較的初期のものであり,折損時の「マスター」はマイナーチェンジが施されていたのか,パン棒が短くなっていた。そのため,フリーターン雲台の交換にこだわらなかったものである。
マスターは,マイナーチェンジを施されながら,長い期間にわたって販売されている。最初に発売された時期は未確認であるが,1961年版「アサヒカメラ年鑑」の広告に「6年間モデルチェンジのない最高の愛用者をもつ」とあることから,1955年ころに発売されたものと考えられる(当時は「スリック エレベーター三脚株式会社」)。
縮長65cm,全高165cm,重量2690g(カタログ値)で,中型三脚に分類される三脚である。本来は,1本のパン棒で上下左右自在に向けられるフリーターン雲台を標準装備する。標準装備のフリーターン雲台のパン棒が折損したため,自由雲台(ARUKAS erde-3065)につけかえて使っている。
約2kgという重さは,ストラップ等を利用すればさほど気にならないものである。それでも,たいがいのカメラ・レンズをしっかりとささえられ,高さもじゅうぶんに確保できることから,私のなかでは出番のもっとも多い三脚となっている。カメラを支えるのに十分な大きさ重さと,持ち運びが容易な大きさ重さの,絶妙なバランスを実現した三脚であると言いたい。
自由雲台につけかえるかわりに,パン棒の交換あるいはフリーターン雲台の買い替えも検討したものだが,この三脚は「マスター」でも比較的初期のものであり,折損時の「マスター」はマイナーチェンジが施されていたのか,パン棒が短くなっていた。そのため,フリーターン雲台の交換にこだわらなかったものである。
マスターは,マイナーチェンジを施されながら,長い期間にわたって販売されている。最初に発売された時期は未確認であるが,1961年版「アサヒカメラ年鑑」の広告に「6年間モデルチェンジのない最高の愛用者をもつ」とあることから,1955年ころに発売されたものと考えられる(当時は「スリック エレベーター三脚株式会社」)。