GOSSEN Lunasixは,センサにCdSを用いた電気露出計で,1961年に発売された。CdSを用いた露出計として,はじめて発売されたのは,日本のSEKONICによるMICROLITE L-88らしい。ルナシックスは世界初とはならなかったようであるが,それでもCdSを用いた電気露出計としてごく初期のものであることは間違いない。 GOSSEN Lunasixという名称の露出計には,大きく2つのバージョンに分類できる。GOSSEN Lunasixの初期のバージョンとの違いとしては,つぎのような点がある。
前期型には,使用する電池の表記が「PX13」ではなく「RM 625R」になっているものもあるので,さらに細かいバージョンにわけられる可能性もあるが,大きくはこの2つのバージョンに分類できそうである。このようにLunasixの前期型と後期型の違いはかなり大きいが,製品に記された名称はどちらも「Lunasix」で変わらない。雑誌の広告などを追っても,新型にモデルチェンジされたという記事をまだ確認しておらず,モデルチェンジされた製品の発売時期がはっきりしない。
GOSSEN Lunasixは,1966年に「Lunasix 3」に大きくモデルチェンジされた。これは,受光部に3種類(テレ,マイクロ,レプロ)のアタッチメントを装着することができるようになっていることが特徴で,製品名につけられた「3」は,それをあらわしているようである。測光ボタンや目盛の形状,使用する電池の数は,「Lunasix」の後期型と同様のものになっている。 「Lunasix 3」発売時の記事で,「Lunasix」後期型を「ルナシックス2」とよんでいるように見受けられるケースがある。「Lunasix」と「Lunasix 3」の間に発売されたモデルだから,それを「Lunasix 2」とよぶことに違和感をもつことはないが,広告など公式と思われる出所から「Lunasix 2」というよびかたをされているものを確認していない。いまのところ,「ルナシックス2」というよびかたは,ユーザレベルで勝手によんでいるものであるとみなしておきたい。
GOSSEN Lunasixは,センサにCdSを用いた電気露出計で,1961年に発売された。CdSを用いた露出計として,はじめて発売されたのは,日本のSEKONICによるMICROLITE L-88らしい。ルナシックスは世界初とはならなかったようであるが,それでもCdSを用いた電気露出計としてごく初期のものであることは間違いない。
GOSSEN Lunasixという名称の露出計には,大きく2つのバージョンに分類できる。GOSSEN Lunasixの初期のバージョンとの違いとしては,つぎのような点がある。
独立した2つボタン
シーソー型ボタン
高輝度用と低輝度用が切り替わる
「Batt. Mallory PX13」と表記
「2 Batt. Mallory PX13」と表記
(確認できた範囲)
前期型には,使用する電池の表記が「PX13」ではなく「RM 625R」になっているものもあるので,さらに細かいバージョンにわけられる可能性もあるが,大きくはこの2つのバージョンに分類できそうである。このようにLunasixの前期型と後期型の違いはかなり大きいが,製品に記された名称はどちらも「Lunasix」で変わらない。雑誌の広告などを追っても,新型にモデルチェンジされたという記事をまだ確認しておらず,モデルチェンジされた製品の発売時期がはっきりしない。
GOSSEN Lunasixは,1966年に「Lunasix 3」に大きくモデルチェンジされた。これは,受光部に3種類(テレ,マイクロ,レプロ)のアタッチメントを装着することができるようになっていることが特徴で,製品名につけられた「3」は,それをあらわしているようである。測光ボタンや目盛の形状,使用する電池の数は,「Lunasix」の後期型と同様のものになっている。
「Lunasix 3」発売時の記事で,「Lunasix」後期型を「ルナシックス2」とよんでいるように見受けられるケースがある。「Lunasix」と「Lunasix 3」の間に発売されたモデルだから,それを「Lunasix 2」とよぶことに違和感をもつことはないが,広告など公式と思われる出所から「Lunasix 2」というよびかたをされているものを確認していない。いまのところ,「ルナシックス2」というよびかたは,ユーザレベルで勝手によんでいるものであるとみなしておきたい。
※この本体裏面には「PX 13」と書かれている。