ゴッセンは1919年に創業したドイツのメーカーで,さまざまな露出計を発売してきたことがよく知られている。ルナシックスは,センサにCdSを用いた露出計としては初期のものの1つである。日本国内のカメラ雑誌では,「写真工業」1962年1月号あたりから広告が見られるようになるので,日本での発売開始は1961年末になると思われる。ドイツではそれより早く,1961年中に発売されたものと考えられるが,具体的な発売年月は確認できていない。 なお,CdSを使った露出計としては,日本のセコニックが発売したSEKONIC MICROLITE L-88が世界ではじめてのものであると称している。この発売時期は1960年12月とのことなので,ルナシックスが1961年の早い時期に発売されたとしても,セコニックにはわずかにおよばなかったということになる。
GOSSEN Lunasixの側面には2つのボタンがあり,1つは高輝度時用,もう1つは低輝度時用の測光ボタンになっている。メーター部には,高輝度時用と低輝度時用のスケールが並んでいおり,押したボタンに対応した目盛の値を読み取る。その値にあわせてダイヤルを回すと,絞りとシャッター速度の値がわかるようになっている。電源として,1.35Vの水銀電池が必要である。
ゴッセンは1919年に創業したドイツのメーカーで,さまざまな露出計を発売してきたことがよく知られている。ルナシックスは,センサにCdSを用いた露出計としては初期のものの1つである。日本国内のカメラ雑誌では,「写真工業」1962年1月号あたりから広告が見られるようになるので,日本での発売開始は1961年末になると思われる。ドイツではそれより早く,1961年中に発売されたものと考えられるが,具体的な発売年月は確認できていない。
なお,CdSを使った露出計としては,日本のセコニックが発売したSEKONIC MICROLITE L-88が世界ではじめてのものであると称している。この発売時期は1960年12月とのことなので,ルナシックスが1961年の早い時期に発売されたとしても,セコニックにはわずかにおよばなかったということになる。
GOSSEN Lunasixの側面には2つのボタンがあり,1つは高輝度時用,もう1つは低輝度時用の測光ボタンになっている。メーター部には,高輝度時用と低輝度時用のスケールが並んでいおり,押したボタンに対応した目盛の値を読み取る。その値にあわせてダイヤルを回すと,絞りとシャッター速度の値がわかるようになっている。電源として,1.35Vの水銀電池が必要である。
※この本体裏面には「RM625R」と書かれているが,「PX 13」と書かれているものが多いようである。