1997年7月に発売された,低価格モデルのRICOH DC-3の機能を大幅に強化したモデルである。RICOH DC-3のわずか4カ月後に発売されたということから,DC-3Zは後継機というよりも上位機として発売されたと考えるほうがよいかもしれない。 DC-3は,ライカ判で38mmレンズに相当する単焦点レンズを搭載し,基本は固定焦点だが1cm〜60cmまでの接写ではマニュアルフォーカスになるというものだった。それに対してRICOH DC-3Zは,撮像素子はDC-3と同じく35万画素のものだが,撮影レンズがライカ判で45mm〜135mmに相当するズームレンズになり,オートフォーカス機能によって接写時以外にもピント調整がされるようになった。また,記録メディアにスマートメディアが採用されて,扱いやすくなっている。
リコーのDC-1からDC-3G (DC-3Zの色違い)に至るシリーズは,いずれもレンズ面から1cmまでの接写ができるところに特徴がある。この接写機能はなかなかに強力で,細かい部分の記録に重宝する。
1997年7月に発売された,低価格モデルのRICOH DC-3の機能を大幅に強化したモデルである。RICOH DC-3のわずか4カ月後に発売されたということから,DC-3Zは後継機というよりも上位機として発売されたと考えるほうがよいかもしれない。
DC-3は,ライカ判で38mmレンズに相当する単焦点レンズを搭載し,基本は固定焦点だが1cm〜60cmまでの接写ではマニュアルフォーカスになるというものだった。それに対してRICOH DC-3Zは,撮像素子はDC-3と同じく35万画素のものだが,撮影レンズがライカ判で45mm〜135mmに相当するズームレンズになり,オートフォーカス機能によって接写時以外にもピント調整がされるようになった。また,記録メディアにスマートメディアが採用されて,扱いやすくなっている。
リコーのDC-1からDC-3G (DC-3Zの色違い)に至るシリーズは,いずれもレンズ面から1cmまでの接写ができるところに特徴がある。この接写機能はなかなかに強力で,細かい部分の記録に重宝する。