35mmレンズシャッターカメラに見られる「進化」としては,巻き上げがノブからレバーになったこと,巻き上げとシャッターチャージが連動するようになったこと,レンズに連動する二重像合致式距離計がファインダーに内蔵されるようになったこと,ファインダー内にブライトフレームが入るようになったことなどがあげられる。このカメラは,当時としては比較的コンパクトなボディにそれらの機能をまとめた,35mmレンズシャッターカメラとして完成されたスタイルをもっているということができる。このカメラが発売された後には,レンズをF1.9のものにグレードアップしたバージョンも登場している(Mamiya 35S-II F1.9)。なお,ボディのデザインが少し変更された後期型も存在するようだ。
ボディのデザインが変更された「後期型」の存在に気がついたのは,このカメラを入手したためである。先にMamiya 35S-II F1.9を入手していたのだが,この2台を並べたところ,どことなく雰囲気が違うのだった。よく見ると,ファインダー窓の左右にある「段」の数が違うのである。今のところ,雑誌等の広告は前期型である「2段型」ばかりを見かける。 「2段型」と「1段型」のどちらが「前期型」か「後期型」かかの判断は,シリアルナンバーの情報をお寄せいただき,その結果から判断した。マミヤプレスファンクラブの記事も参照。
※発売年等は,「http://www.mamiya.co.jp/home/camera/museum/saishu-page/1950/mamiya35-s-2-f28.htm」による。
35mmレンズシャッターカメラに見られる「進化」としては,巻き上げがノブからレバーになったこと,巻き上げとシャッターチャージが連動するようになったこと,レンズに連動する二重像合致式距離計がファインダーに内蔵されるようになったこと,ファインダー内にブライトフレームが入るようになったことなどがあげられる。このカメラは,当時としては比較的コンパクトなボディにそれらの機能をまとめた,35mmレンズシャッターカメラとして完成されたスタイルをもっているということができる。このカメラが発売された後には,レンズをF1.9のものにグレードアップしたバージョンも登場している(Mamiya 35S-II F1.9)。なお,ボディのデザインが少し変更された後期型も存在するようだ。
ボディのデザインが変更された「後期型」の存在に気がついたのは,このカメラを入手したためである。先にMamiya 35S-II F1.9を入手していたのだが,この2台を並べたところ,どことなく雰囲気が違うのだった。よく見ると,ファインダー窓の左右にある「段」の数が違うのである。今のところ,雑誌等の広告は前期型である「2段型」ばかりを見かける。
「2段型」と「1段型」のどちらが「前期型」か「後期型」かかの判断は,シリアルナンバーの情報をお寄せいただき,その結果から判断した。マミヤプレスファンクラブの記事も参照。
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※発売年等は,「http://www.mamiya.co.jp/home/camera/museum/saishu-page/1950/mamiya35-s-2-f28.htm」による。