ブランドの表記は「YASHICA」だが，生産国は「GERMANY」の携帯三脚である。生産国が「GERMANY」なのにあわせてブランドを「CONTAX」にしていないところに，好感がもてる(笑)。 ぱっと見た目には安物っぽく見えるのだが，見た目以上に重量があり，頼りなさそうに見える脚も思ったより安定感がある。雲台は自由雲台になっており，扱いやすい。収納時，脚は，たたまれた状態で本体にねじ込まれている。底にはストラップがつけられており，三脚の携帯に便利になっている。それと同時に，リストストラップとしてこのストラップを手首にかけて三脚を握ると，グリップとしても使えるようになっている。 日本カメラショーの「カメラ総合カタログ」では，1968年版から1975年版で記載が見られる。1968年版(Vol.32)では，「ヤシカエレクトロ35アクセサリー」の1つとして「グリップトライポッド(ST-7) ￥2,850」として記載されているが，掲載されている写真では脚や雲台回りがシルバーになっていて，私の手元にあるものと色が異なる。1973年版(Vol.46)では，「ドイツ製グリップ三脚。」とだけ説明があり，写真は掲載されていない。1975年版(Vol.54)では，「ヤシカTLエレクトロX-ITS」「ヤシカFFT」のアクセサリの1つとして一覧表に記載がある。この三脚はドイツ製であるが，「CONTAX」ブランドの展開とは関係ないようだ。
ぱっと見た目には安物っぽく見えるのだが，見た目以上に重量があり，頼りなさそうに見える脚も思ったより安定感がある。雲台は自由雲台になっており，扱いやすい。収納時，脚は，たたまれた状態で本体にねじ込まれている。底にはストラップがつけられており，三脚の携帯に便利になっている。それと同時に，リストストラップとしてこのストラップを手首にかけて三脚を握ると，グリップとしても使えるようになっている。
日本カメラショーの「カメラ総合カタログ」では，1968年版から1975年版で記載が見られる。1968年版(Vol.32)では，「ヤシカエレクトロ35アクセサリー」の1つとして「グリップトライポッド(ST-7) ￥2,850」として記載されているが，掲載されている写真では脚や雲台回りがシルバーになっていて，私の手元にあるものと色が異なる。1973年版(Vol.46)では，「ドイツ製グリップ三脚。」とだけ説明があり，写真は掲載されていない。1975年版(Vol.54)では，「ヤシカTLエレクトロX-ITS」「ヤシカFFT」のアクセサリの1つとして一覧表に記載がある。この三脚はドイツ製であるが，「CONTAX」ブランドの展開とは関係ないようだ。