3本の脚が胴体に収納でき,とてもコンパクトに携帯できるようになっている三脚である。カタログ値としては,縮長(収納したときの長さ)も伸長(使用するときの長さ)もともに,120mmということになっている。ごく背の低い三脚なので,テーブルに載せて記念写真を撮るような使い方が想定される。あるいは脚を収納した状態でカメラに取りつけ,グリップのようにして使うことも想定される。雲台は,ネジをゆるめることで自由に向きを変えられるので,強いて言えば自由雲台ということになるのかもしれない。 写真用品ショーの「写真用品総合カタログ No.6」(1976年3月)では,110カメラと思われるカメラを載せた状態の製品写真が掲載されており,このときの価格は1300円である。なお,1974年のNo.4には掲載がなく,1975年のNo.5に掲載があるかどうかは未確認であるが,1976年のNo.6で「新製品」などの文言がないので,発売時期は1975年くらいであると考えられる。「写真用品カタログ No.8」(1978年3月)では,価格が1500円に改定されている。また,掲載されている製品写真では,ピッカリコニカ(Konica C35 EF)を載せている。このあたりが,この三脚に似合うカメラということだろう。「写真用品&映像ショーカタログ No.18」(1988年3月)では,発売元であった「(株)チェリー商事」が「コニカ販売(株)」に改組されているが,「ショートポッド」は変わらず1500円で掲載がある。そして,「写真・映像用品ショーカタログ No.23」(1993年3月)まで掲載されている。
3本の脚が胴体に収納でき,とてもコンパクトに携帯できるようになっている三脚である。カタログ値としては,縮長(収納したときの長さ)も伸長(使用するときの長さ)もともに,120mmということになっている。ごく背の低い三脚なので,テーブルに載せて記念写真を撮るような使い方が想定される。あるいは脚を収納した状態でカメラに取りつけ,グリップのようにして使うことも想定される。雲台は,ネジをゆるめることで自由に向きを変えられるので,強いて言えば自由雲台ということになるのかもしれない。
写真用品ショーの「写真用品総合カタログ No.6」(1976年3月)では,110カメラと思われるカメラを載せた状態の製品写真が掲載されており,このときの価格は1300円である。なお,1974年のNo.4には掲載がなく,1975年のNo.5に掲載があるかどうかは未確認であるが,1976年のNo.6で「新製品」などの文言がないので,発売時期は1975年くらいであると考えられる。「写真用品カタログ No.8」(1978年3月)では,価格が1500円に改定されている。また,掲載されている製品写真では,ピッカリコニカ(Konica C35 EF)を載せている。このあたりが,この三脚に似合うカメラということだろう。「写真用品&映像ショーカタログ No.18」(1988年3月)では,発売元であった「(株)チェリー商事」が「コニカ販売(株)」に改組されているが,「ショートポッド」は変わらず1500円で掲載がある。そして,「写真・映像用品ショーカタログ No.23」(1993年3月)まで掲載されている。