Shenzhen (深セン市)の7artisans (七工匠) が発売する,いわゆるミラーレスカメラ用の交換レンズである。APS-Cサイズの画面をカバーしており,APS-Cサイズの撮像素子をもつカメラで使ったときは,ライカ判でのおよそ37mmレンズを使ったときに相当する範囲が写る。レンズはきわめて小型で,じゃまにならない。小さな,いわゆるミラーレスカメラによく似合う。ピント調整はマニュアル操作のみで,オートフォーカスには対応していない。ピントリングの回転には適度な重さがあり,使い心地は悪くない。絞りリングにはクリックストップがないが,ピントリングと同じように適度な抵抗感があり,扱いやすい。 2018年に発売が発表されたとき(*1)には,富士フイルムXマウントのほか,キヤノンEF-M,ソニーE,マイクロフォーサーズの各マウントに対応したバージョンがラインアップされていた。また,カラーバリエーションとして,ブラックモデルのほかに,シルバーモデルが用意されていた。F1.8という明るさと,店頭価格が1万円程度というところに,大きな魅力がある。
中心付近の描写はきわめてシャープであるが,四隅の像は流れ気味で残念な印象である。
四隅に空などを位置させて,像の流れが気にならないようにすれば,問題はない。
最短撮影距離が0.18mなので,被写体との距離をほぼ気にしなくて済む。
*1 焦点工房 Facebook 2018年6月13日 https://www.facebook.com/SHOTENKOBO/posts/1489076874534860/
Shenzhen (深セン市)の7artisans (七工匠) が発売する,いわゆるミラーレスカメラ用の交換レンズである。APS-Cサイズの画面をカバーしており,APS-Cサイズの撮像素子をもつカメラで使ったときは,ライカ判でのおよそ37mmレンズを使ったときに相当する範囲が写る。レンズはきわめて小型で,じゃまにならない。小さな,いわゆるミラーレスカメラによく似合う。ピント調整はマニュアル操作のみで,オートフォーカスには対応していない。ピントリングの回転には適度な重さがあり,使い心地は悪くない。絞りリングにはクリックストップがないが,ピントリングと同じように適度な抵抗感があり,扱いやすい。
2018年に発売が発表されたとき(*1)には,富士フイルムXマウントのほか,キヤノンEF-M,ソニーE,マイクロフォーサーズの各マウントに対応したバージョンがラインアップされていた。また,カラーバリエーションとして,ブラックモデルのほかに,シルバーモデルが用意されていた。F1.8という明るさと,店頭価格が1万円程度というところに,大きな魅力がある。
FUJIFILM X-T10, 7artisans 25mm F1.8
中心付近の描写はきわめてシャープであるが,四隅の像は流れ気味で残念な印象である。
FUJIFILM X-T10, 7artisans 25mm F1.8
四隅に空などを位置させて,像の流れが気にならないようにすれば,問題はない。
FUJIFILM X-T10, 7artisans 25mm F1.8
最短撮影距離が0.18mなので,被写体との距離をほぼ気にしなくて済む。
*1 焦点工房 Facebook 2018年6月13日
https://www.facebook.com/SHOTENKOBO/posts/1489076874534860/