「カードサイズ」をコンセプトにしたAPSコンパクトカメラ「IXY」と同様のサイズ,デザインで展開されたコンパクトディジタルカメラのシリーズの1機種である。初代IXY DIGITAL(2000年発売)に搭載されたレンズはライカ判の35mm〜70mmに相当する2倍ズームレンズであったが,その次の機種であるこの製品には,ライカ判の35mm〜105mmに相当する3倍ズームレンズが搭載された。機種名の「300」は,「3倍ズームレンズ搭載」をあらわしているのだろう。電源には,専用の充電式電池を使用する。記録メディアはCFカードを使用する。メーカーサイト(*1)には「推奨媒体」として128MBのものまでしか対応が示されていないが,手元にあるTranscend社の2GBのCFカードも使用可能であった。 露出制御はプログラムAEのみ。ダイアルをMモードにして撮影すれば,露出補正(±3段階)やホワイトバランスの固定などが選択できる。光学ファインダーを備えるが,ファインダー内にはとくに情報は示されない。LCDにもシャッター速度や絞り値等は表示されない。基本的に,細かいことは考えずに撮るカメラである。
遠景に甘さを感じるのは,200万画素の限界か。
LCDを見ながらの撮影でも,ピントがあっているのかどうかがわかりにくく,せっかくのマクロモードも使いやすいものではない。
*1 http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/dcc/data/2001-2002/2001_ps-s300.html?categ=crn&page=2001-2002&p=2 「キヤノンカメラミュージアム」の「IXY DIGITAL 300 主要性能」
「カードサイズ」をコンセプトにしたAPSコンパクトカメラ「IXY」と同様のサイズ,デザインで展開されたコンパクトディジタルカメラのシリーズの1機種である。初代IXY DIGITAL(2000年発売)に搭載されたレンズはライカ判の35mm〜70mmに相当する2倍ズームレンズであったが,その次の機種であるこの製品には,ライカ判の35mm〜105mmに相当する3倍ズームレンズが搭載された。機種名の「300」は,「3倍ズームレンズ搭載」をあらわしているのだろう。電源には,専用の充電式電池を使用する。記録メディアはCFカードを使用する。メーカーサイト(*1)には「推奨媒体」として128MBのものまでしか対応が示されていないが,手元にあるTranscend社の2GBのCFカードも使用可能であった。
露出制御はプログラムAEのみ。ダイアルをMモードにして撮影すれば,露出補正(±3段階)やホワイトバランスの固定などが選択できる。光学ファインダーを備えるが,ファインダー内にはとくに情報は示されない。LCDにもシャッター速度や絞り値等は表示されない。基本的に,細かいことは考えずに撮るカメラである。
Canon IXY DIGITAL 300, 5.4-16.2 F2.7-4.7
遠景に甘さを感じるのは,200万画素の限界か。
Canon IXY DIGITAL 300, 5.4-16.2 F2.7-4.7
LCDを見ながらの撮影でも,ピントがあっているのかどうかがわかりにくく,せっかくのマクロモードも使いやすいものではない。
*1 http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/dcc/data/2001-2002/2001_ps-s300.html?categ=crn&page=2001-2002&p=2
「キヤノンカメラミュージアム」の「IXY DIGITAL 300 主要性能」