ソニー

α NEX-C3

SONY / NEX-C3

 SONY α NEXは,いわゆる「ミラーレス」カメラではじめて,APS-Cサイズの撮像素子を採用したシリーズである。いわゆる「ミラーレス」カメラとしては先に,マイクロフォーサーズ規格のオリンパスやパナソニックの製品が流通していたが,SONY α NEXシリーズではそれらより大きなAPS-Cサイズの撮像素子を採用することで差別化をしている。
 SONY α NEX-C3は,シリーズ最下位のエントリーモデルとして最初のSONY α NEX-3を改良した,後継モデルにあたる。
 撮像素子は1620万画素で,最大4912ピクセル×3264ピクセルの画像を記録する。また,感度はISO 12800相当まで設定でき,ISO 3200程度まではノイズもあまり気にならずに使える。

SONY α NEX-C3 No.1025862
撮像素子タイプ23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) Exmor CMOS センサ 撮像素子画素数1620万画素
記録画素数4912ピクセル×3264ピクセル
レンズソニーEマウント
シャッター速度B, 30〜1/4000秒 露出マルチモードAE
記録メディアSD(SDHC, SDXC)カード,メモリースティックPROデュオ(HG)
電源バッテリーパック NP-FW50
発売2011年6月

 エントリーモデルながらフラッシュは内蔵されておらず,ボディの小型化に貢献している。フラッシュ撮影用の端子は,一般的なホットシューなどではなく,専用の小さなものが使われている。そこに装着する専用のフラッシュは,あらかじめセットで販売されている。