ソニー

アルファ 100

SONY / α100

 2006年1月19日に,コニカミノルタは「カメラ事業、フォト事業の終了と今後の計画について」というプレスリリース(*1)を発表した。それによると,フォト事業(カラーフィルム,カラーペーパー,ミニラボ)については2007年度上期末までに営業活動を終了し,カメラ事業については「デジタル一眼レフカメラの一部資産をソニーへ譲渡」したうえで2006年3月31日をもって終了するとなっていた。ともあれ,コニカミノルタは,カメラ事業,フォト事業から撤退した。
 コニカミノルタから,デジタル一眼レフカメラの事業を引き継ぐ形になったソニーは,2006年7月に,デジタル一眼レフカメラの新製品SONY α100を発売した。そこに,「コニカ」「ミノルタ」あるいは「コニカミノルタ」の名称は引き継がれなかったが,オートフォーカス一眼レフカメラMINOLTA α-7000以来の「α」の名前は引き継がれていた。
 SONY α100は撮像素子として,1000万画素のCCDを使っている。さらに,ボディ内に手振れ補正機構を内蔵させており,装着できるすべてのレンズで,手振れ補正機構を利用することができる。

SONY α100, No.
撮像素子タイプ23.6mm×15.8mm (APS-Cサイズ) CCDセンサ 原色フィルタ 撮像素子画素数1020万画素
記録画素数最大 3872ピクセル×2592ピクセル
レンズソニーAマウント(ミノルタαマウント)
シャッター速度B, 30〜1/4000秒 露出マルチモードAE
記録メディアコンパクトフラッシュ
電源専用リチウムイオン電池 NP-FM55H
発売2006年7月

*1 http://konicaminolta.jp/about/release/kmhd/2006/0119_04_01.html