ペンタックスのディジタル一眼レフカメラとして発売された最初の製品は,2003年9月に発売されたPENTAX *ist Dである。その後「*ist D」シリーズとして展開されるが,2006年7月に発売されたPENTAX K100Dからは,製品名が「K」ではじまるようになった。 その最初の製品であるPENTAX K100Dは,ファインダーにペンタプリズムではなく,ペンタミラーを使用したエントリーモデルとして位置づけられる。撮像素子はAPS-Cサイズで600万画素のものであり,当時としては一般的な仕様である。その一方で,大きな特徴として,手振れ補正機構をボディに内蔵したことが指摘できる。レンズではなくボディに内蔵したことによって,どんなレンズを装着したときでも,手振れ補正機構が利用できるのである。 PENTAXのAFレンズを装着すれば,オートフォーカス機構とマルチモードAE機構が使えるようになる。また,PENTAX-Aレンズを使用すれば,マルチモードAE機構が使えるようになる。電気接点のないPENTAX-Mレンズを使う場合は,マニュアル露出専用となり,カメラに内蔵したTTL露出計に連動しない。ただし,ハイパーマニュアル機構により,カメラをかまえたときに右手親指があたるところにあるAE-Lボタンを押すと絞りこまれ,シャッター速度が適切な値に変更される。そのままシャッターレリーズをおこなえば,適切な露光が得られることになり,ひと手間かかるが絞り優先AE的に使用できる。これは,M42マウントアダプタを使用して,M42マウントレンズを使うときにも同様に利用できる(M42マウントアダプタが自動絞りに対応していない場合は,レンズをマニュアル絞りで使うことになる)。 全体に小型軽量で,背面の液晶モニタもじゅうぶんな大きさがある。さらに単3乾電池4本でも動作できる点は,とてもありがたいことである。ただし,Ni-MH電池を使用したときは,電池のもちがあまりよくないような印象を受けた。
ペンタックスのディジタル一眼レフカメラとして発売された最初の製品は,2003年9月に発売されたPENTAX *ist Dである。その後「*ist D」シリーズとして展開されるが,2006年7月に発売されたPENTAX K100Dからは,製品名が「K」ではじまるようになった。
その最初の製品であるPENTAX K100Dは,ファインダーにペンタプリズムではなく,ペンタミラーを使用したエントリーモデルとして位置づけられる。撮像素子はAPS-Cサイズで600万画素のものであり,当時としては一般的な仕様である。その一方で,大きな特徴として,手振れ補正機構をボディに内蔵したことが指摘できる。レンズではなくボディに内蔵したことによって,どんなレンズを装着したときでも,手振れ補正機構が利用できるのである。
PENTAXのAFレンズを装着すれば,オートフォーカス機構とマルチモードAE機構が使えるようになる。また,PENTAX-Aレンズを使用すれば,マルチモードAE機構が使えるようになる。電気接点のないPENTAX-Mレンズを使う場合は,マニュアル露出専用となり,カメラに内蔵したTTL露出計に連動しない。ただし,ハイパーマニュアル機構により,カメラをかまえたときに右手親指があたるところにあるAE-Lボタンを押すと絞りこまれ,シャッター速度が適切な値に変更される。そのままシャッターレリーズをおこなえば,適切な露光が得られることになり,ひと手間かかるが絞り優先AE的に使用できる。これは,M42マウントアダプタを使用して,M42マウントレンズを使うときにも同様に利用できる(M42マウントアダプタが自動絞りに対応していない場合は,レンズをマニュアル絞りで使うことになる)。
全体に小型軽量で,背面の液晶モニタもじゅうぶんな大きさがある。さらに単3乾電池4本でも動作できる点は,とてもありがたいことである。ただし,Ni-MH電池を使用したときは,電池のもちがあまりよくないような印象を受けた。
CMOSセンサ RGB原色フィルタ