ニコン

D5000

Nikon / D5000

 いわゆるAPS-Cサイズの撮像素子(1230万画素)をもつ,ディジタル一眼レフカメラである。
 大きな特徴として,ニコンのディジタルカメラとしてはじめて,液晶モニタの角度を自由に変えられる「バリアングルモニタ」を採用している。液晶モニタで写る画像を確認しながら撮影できるライブビュー機能と組みあわせれば,ハイアングルやローアングルでの撮影,あるいは自撮りが容易になる。ただし,ライブビュー機能で撮影するときのオートフォーカスの動作は,きわめて遅い。
 ラインアップとしては,下位の製品になる。ニコンのディジタル一眼レフカメラにおいて,下位のモデルではAi連動カプラが省略されるなど,マニュアルフォーカス用のレンズを使うときには内蔵の露出計がはたらかず,マニュアル露出モードしか使えないようになっていた。D5000および直後に発売されたD3000ではさらに,ピントリング駆動用のカプラも省略され,レンズ側にモーターを内蔵したAF-SおよびAF-Iタイプのレンズでなければオートフォーカス撮影ができないという仕様になっている(ただし,よりあたらしいAF-Pタイプのレンズは使用できない)。  動画も撮影が可能であるが,動画撮影時はオートフォーカスは使用できない。

Nikon D5000 Body No.2093679
撮像素子タイプ23.6mm×15.8mm (APS-Cサイズ) CMOSセンサ 撮像素子画素数1290万画素
記録画素数最大 4288ピクセル×2848ピクセル
レンズニコンFマウント
シャッター速度B, 30〜1/4000秒 露出マルチモードAE,イメージプログラム
記録メディアSDカード
電源リチウムイオンバッテリー(EN-EL9a)
発売2009年5月