9つのレンズをもち,1つのコマを縦横それぞれ3列で9分割して,同じ画像を写しこむようになっている。使い道としては,同じパターンが繰り返されるような絵をつくる場合や,シールプリントをつくるような場合などが考えられる。金ぴかのボディは,少々の恥かしさなど吹き飛ばすくらい大胆で,かえって「おもちゃ」として違和感なく感じられる。
内蔵フラッシュを使った撮影。被写体が近いときは,視差の影響を大きく受ける。写りは,おもちゃカメラとしては,よくできている方だろう。
被写体まである程度の距離があると,ファインダーで狙ったものが,だいたい意図した通りに写ってくれる。繰り返しのパターンができるものが,被写体として適当だろう。
2000年代初頭ころ,「トイカメラ」の流行が見られるようになった。それらのカメラは,カメラ専門雑誌やカメラ専門店よりも,ファッション雑誌や雑貨店などで扱われることが多かった。そのような流れのなかに,Lomographyが存在した。 よく知られているように,Lomographyは,ソ連で製造されていたLomo LC-Aというカメラが世界的に流行するきっかけをつくった。その後,各種のトイカメラを企画したり,フィルムやグッズ,写真展などを企画することもあった。その活動の経緯は,LomographyのWebサイト(*1)で確認できる。
*1 https://www.lomography.jp/about/history ロモグラフィーの歴史 (Lomography)
www.lomography.jpにおける「ロモグラフィーの歴史」のページは,2015年4月ころからInternet Archivesにアーカイブされるようになり(*2),2015年5月ころから内容が充実し安定したようである(*3)。
*2 https://web.archive.org/web/20150412000117/http://www.lomography.jp/about/history ロモグラフィーの歴史 2015年4月バージョン(Lomography) ※Internet Archivesのデータ
*3 https://web.archive.org/web/20150512220302/http://www.lomography.jp/about/history ロモグラフィーの歴史 2015年5月バージョン(Lomography) ※Internet Archivesのデータ
ロモグラフィーのWebサイトは,1994年に lomo.com というドメインで開始されたようである。Internet Archivesで参照できるもっとも古いアーカイブは,1998年1月29日のもののようで,その後,1998年12月2日のアーカイブでWebサイトの内容が大きく変化している。Shopのページ(*4)を開いてみると,新商品として「ACTION SAMPLER」が追加されていることが確認できる。なお,LC-Aのことは「The LOMO」とよんでいる。 Internet Archivesに記録されているものを追っていくと,この後,2002年5月31日のアーカイブではトップページ(*5)に2つのWebサイトへのリンクが用意されている。1つは「LOMOGRAPHY」(www2.lomography.com)で,もう1つは「LOMO PLC」(lomoplc.com)である。LOMO PLCというのは,この当時にLC-Aの製造をしていた工場のことらしい。2005年には,ここが生産をやめることになる。
*4 https://web.archive.org/web/19990128140014/http://www.lomo.com/new/shop/index.html LOMO SHOP (Lomography) ※Internet Archivesのデータ
*5 https://web.archive.org/web/20020531052528/http://www2.lomo.com/ WELCOME TO LOMO.COM ※Internet Archivesのデータ
9つのレンズをもち,1つのコマを縦横それぞれ3列で9分割して,同じ画像を写しこむようになっている。使い道としては,同じパターンが繰り返されるような絵をつくる場合や,シールプリントをつくるような場合などが考えられる。金ぴかのボディは,少々の恥かしさなど吹き飛ばすくらい大胆で,かえって「おもちゃ」として違和感なく感じられる。
POP9, JX400
内蔵フラッシュを使った撮影。被写体が近いときは,視差の影響を大きく受ける。写りは,おもちゃカメラとしては,よくできている方だろう。
POP9, PORTRA400BW
被写体まである程度の距離があると,ファインダーで狙ったものが,だいたい意図した通りに写ってくれる。繰り返しのパターンができるものが,被写体として適当だろう。
2000年代初頭ころ,「トイカメラ」の流行が見られるようになった。それらのカメラは,カメラ専門雑誌やカメラ専門店よりも,ファッション雑誌や雑貨店などで扱われることが多かった。そのような流れのなかに,Lomographyが存在した。
よく知られているように,Lomographyは,ソ連で製造されていたLomo LC-Aというカメラが世界的に流行するきっかけをつくった。その後,各種のトイカメラを企画したり,フィルムやグッズ,写真展などを企画することもあった。その活動の経緯は,LomographyのWebサイト(*1)で確認できる。
*1 https://www.lomography.jp/about/history
ロモグラフィーの歴史 (Lomography)
www.lomography.jpにおける「ロモグラフィーの歴史」のページは,2015年4月ころからInternet Archivesにアーカイブされるようになり(*2),2015年5月ころから内容が充実し安定したようである(*3)。
*2 https://web.archive.org/web/20150412000117/http://www.lomography.jp/about/history
ロモグラフィーの歴史 2015年4月バージョン(Lomography) ※Internet Archivesのデータ
*3 https://web.archive.org/web/20150512220302/http://www.lomography.jp/about/history
ロモグラフィーの歴史 2015年5月バージョン(Lomography) ※Internet Archivesのデータ
ロモグラフィーのWebサイトは,1994年に lomo.com というドメインで開始されたようである。Internet Archivesで参照できるもっとも古いアーカイブは,1998年1月29日のもののようで,その後,1998年12月2日のアーカイブでWebサイトの内容が大きく変化している。Shopのページ(*4)を開いてみると,新商品として「ACTION SAMPLER」が追加されていることが確認できる。なお,LC-Aのことは「The LOMO」とよんでいる。
Internet Archivesに記録されているものを追っていくと,この後,2002年5月31日のアーカイブではトップページ(*5)に2つのWebサイトへのリンクが用意されている。1つは「LOMOGRAPHY」(www2.lomography.com)で,もう1つは「LOMO PLC」(lomoplc.com)である。LOMO PLCというのは,この当時にLC-Aの製造をしていた工場のことらしい。2005年には,ここが生産をやめることになる。
*4 https://web.archive.org/web/19990128140014/http://www.lomo.com/new/shop/index.html
LOMO SHOP (Lomography) ※Internet Archivesのデータ
*5 https://web.archive.org/web/20020531052528/http://www2.lomo.com/
WELCOME TO LOMO.COM ※Internet Archivesのデータ