学研の「大人の科学マガジンvol.25」に付録の，二眼レフカメラである。一般的に二眼レフカメラというと6×6判のものだが，このカメラはパトローネ入り35mmフィルム(135フィルム)を使用するようになっている。また，カメラは，シャッター部分も含めて，自分で組み立てるようになっている。 このカメラは，二眼レフという形態を活かして，ウエストレベルファインダーで構図を整え，ピントを調整することが可能になっている。ピント調整は，RICOHFLEXに代表されるような，ビューレンズとテイクレンズの外周がギアになって連動するタイプのしくみだ。 巻き上げは，カメラ側面のノブでおこなう。自動巻き止めにはなっていないが，使用するフィルムには裏紙がないので，赤窓式にするわけにはいかない。巻き上げノブがちょうど１周したら，１コマ分巻き上げたことになるので，巻き上げのときにはノブの動きを監視しておく必要がある。 カメラが小型，軽量で邪魔にならないのはいいのだが，所詮はおもちゃカメラであると割り切って楽しむのがよいだろう。見方を変えれば，おもちゃカメラとしては貴重な，きちんとピント調整をすることができるカメラであるということになる。
学研の「大人の科学マガジンvol.25」に付録の，二眼レフカメラである。一般的に二眼レフカメラというと6×6判のものだが，このカメラはパトローネ入り35mmフィルム(135フィルム)を使用するようになっている。また，カメラは，シャッター部分も含めて，自分で組み立てるようになっている。
このカメラは，二眼レフという形態を活かして，ウエストレベルファインダーで構図を整え，ピントを調整することが可能になっている。ピント調整は，RICOHFLEXに代表されるような，ビューレンズとテイクレンズの外周がギアになって連動するタイプのしくみだ。
巻き上げは，カメラ側面のノブでおこなう。自動巻き止めにはなっていないが，使用するフィルムには裏紙がないので，赤窓式にするわけにはいかない。巻き上げノブがちょうど１周したら，１コマ分巻き上げたことになるので，巻き上げのときにはノブの動きを監視しておく必要がある。
カメラが小型，軽量で邪魔にならないのはいいのだが，所詮はおもちゃカメラであると割り切って楽しむのがよいだろう。見方を変えれば，おもちゃカメラとしては貴重な，きちんとピント調整をすることができるカメラであるということになる。