レンズ交換が可能な110判システム一眼レフカメラである。発売当初から,広角18mm,標準24mm,望遠50mmの3本の交換レンズとワインダー,フラッシュが用意された。交換レンズのラインアップは後に,広角18mmパンフォーカス,ズーム20〜40mm,望遠70mmが加わっている。絞りと兼用のシャッターがボディ側に最前面にある,ビハインドレンズシャッターとなっている。そのため,レンズには絞りがなく,交換レンズはすべて,開放F値がF2.8に統一されている。20〜40mmのズームレンズはたとえ110判ではあっても,開放F値がF2.8で一定であることが地味に注目されていたようである。 レバー2回巻き上げのフィルム送り(後継機 PENTAX auto110 Super ではレバー1回巻き上げに改良された),露出補正もないプログラムAE専用という仕様には不満もあるが,まさにポケットサイズの一眼レフカメラは,撮影領域を無限に広げてくれるような「夢」を与えてくれるのである。
auto110の魅力は,それが一眼レフカメラであることだ。一眼レフカメラは,フィルムに写る像を,可動ミラーによってファインダーに導くしくみをもつ。このしくみによって,フィルムに写る像と同じ像を,ファインダーで確認できるという大きなメリットがある。撮影レンズを望遠レンズや広角レンズに交換すれば,それに応じた像をファインダーで確認できるわけだ。そのため,交換レンズが重要なアピールポイントになる。
レンズ交換が可能な110判システム一眼レフカメラである。発売当初から,広角18mm,標準24mm,望遠50mmの3本の交換レンズとワインダー,フラッシュが用意された。交換レンズのラインアップは後に,広角18mmパンフォーカス,ズーム20〜40mm,望遠70mmが加わっている。絞りと兼用のシャッターがボディ側に最前面にある,ビハインドレンズシャッターとなっている。そのため,レンズには絞りがなく,交換レンズはすべて,開放F値がF2.8に統一されている。20〜40mmのズームレンズはたとえ110判ではあっても,開放F値がF2.8で一定であることが地味に注目されていたようである。
レバー2回巻き上げのフィルム送り(後継機 PENTAX auto110 Super ではレバー1回巻き上げに改良された),露出補正もないプログラムAE専用という仕様には不満もあるが,まさにポケットサイズの一眼レフカメラは,撮影領域を無限に広げてくれるような「夢」を与えてくれるのである。
auto110の魅力は,それが一眼レフカメラであることだ。一眼レフカメラは,フィルムに写る像を,可動ミラーによってファインダーに導くしくみをもつ。このしくみによって,フィルムに写る像と同じ像を,ファインダーで確認できるという大きなメリットがある。撮影レンズを望遠レンズや広角レンズに交換すれば,それに応じた像をファインダーで確認できるわけだ。そのため,交換レンズが重要なアピールポイントになる。
右の画像は,110 WINDERとAF130Pとを装着した状態。