当時としては非常に速い,1.5秒でチャージするフラッシュを内蔵した,全自動コンパクトカメラである。電源としてリチウム電池を内蔵し,「5年間電池交換が不要」とされている(24枚撮りフィルムを1ヶ月に1本使用,内蔵フラッシュ使用率50%という条件)。「電池交換不要」を強調したいためか,リチウム電池(2個のCR123A)はハンダづけされており,交換には手間がかかる。 フィルム感度は,手動で設定する(50〜1000)ようになっている。レンズは,「ズイコー」を名乗っているが,レンズ構成枚数を示す,ズイコーならでわのアルファベットの記号がついていない。
きめこまかい描写をするように見える。このようなコントラストの強い日でも,暗部が完全にはつぶれないように思われる。平凡なスペックではあるが,基本的なところがきちんとつくられたカメラである,と判断していいだろう。それだけに,電池交換がネックになっているのが,あまりにイタイ。
このカメラ専用のフロントテレコンバージョンレンズ(オリンパス製品ではない)を入手した。これを装着することで,焦点距離はおよそ49mmに,最短撮影距離は2.5mになる。装着や持ち運びが面倒であるにもかかわらず,得られる効果は,さほど大きいものではない。
「テレコンバージョンレンズ」だからといって,望遠レンズを期待すると,思いっきり失望することになる。いわゆる標準レンズを使うことができる,と考えれば,それなりに用途がみつかることだろう。
当時としては非常に速い,1.5秒でチャージするフラッシュを内蔵した,全自動コンパクトカメラである。電源としてリチウム電池を内蔵し,「5年間電池交換が不要」とされている(24枚撮りフィルムを1ヶ月に1本使用,内蔵フラッシュ使用率50%という条件)。「電池交換不要」を強調したいためか,リチウム電池(2個のCR123A)はハンダづけされており,交換には手間がかかる。
フィルム感度は,手動で設定する(50〜1000)ようになっている。レンズは,「ズイコー」を名乗っているが,レンズ構成枚数を示す,ズイコーならでわのアルファベットの記号がついていない。
OLYMPUS AFL (OLYMPUS ZUIKO 38mm F2.8), GOLD200
きめこまかい描写をするように見える。このようなコントラストの強い日でも,暗部が完全にはつぶれないように思われる。平凡なスペックではあるが,基本的なところがきちんとつくられたカメラである,と判断していいだろう。それだけに,電池交換がネックになっているのが,あまりにイタイ。
このカメラ専用のフロントテレコンバージョンレンズ(オリンパス製品ではない)を入手した。これを装着することで,焦点距離はおよそ49mmに,最短撮影距離は2.5mになる。装着や持ち運びが面倒であるにもかかわらず,得られる効果は,さほど大きいものではない。
OLYMPUS AFL (OLYMPUS ZUIKO 38mm F2.8 + Telephoto Lens), GOLD200
「テレコンバージョンレンズ」だからといって,望遠レンズを期待すると,思いっきり失望することになる。いわゆる標準レンズを使うことができる,と考えれば,それなりに用途がみつかることだろう。