ニコンのコンパクトカメラ「ピカイチ」シリーズ,5代目のモデルとなる。露出,ピント,巻き上げ,フィルム装填,フィルム感度設定などの仕様は,一般的なフルオートコンパクトカメラととくに変るところはない。しかし,このカメラは,水深3mまで対応できる,本格的な防水設計になっていることが特筆される。ふつうの海水浴程度であれば,「水中写真」も撮影可能である。このカメラが「水中カメラ」であることは,レンズ正面や,裏蓋,電池ボックスの蓋などの造りが物語る。さらに,水中ではAFがはたらかないため,カメラ上面に目測用の距離ダイアルがあることも,「水中カメラ」ならではの機構と言える。
常清滝は,その上流の流域が広くないためか,普段は水量が少ない。しかし,雨が降ると,その姿は俄然,迫力を増すようになる。この滝を,そのそばまで迫って撮りたい場合,シャワーのごとく水しぶきを浴びた状態では,ゆっくりと構図やピント,露出などを整えていられない。自分自身が濡れるのはかまわないが,カメラが濡れることで内部機構にトラブルが発生したり,フィルムがダメになってしまうのは,大いに困る。 こういうときは,「ピカイチカリブ」のような防水コンパクトカメラの存在はありがたい。レンズの性能が平凡であることや,露出やピントの微妙なコントロールができない(AFのステップ数はあまり多くないように思われる)というデメリットも大きいが,こういうカメラでなければ得られない場面というものは,必ず存在する。
また,「ピカイチカリブ」は,水深3mまでの水中撮影も可能な仕様になっている。海水浴などでちょっと遊んでみたりするのもおもしろいだろう。これは,波打ち際にねそべって,波が迫ってくるところを撮ったものである。この直後,全身,波をかぶってしまったものだ。
ストラップの先を持って水中に沈め,セルフタイマーで撮影するという撮り方も,ほかのカメラには簡単にはマネすることができないであろう。
ニコンのコンパクトカメラ「ピカイチ」シリーズ,5代目のモデルとなる。露出,ピント,巻き上げ,フィルム装填,フィルム感度設定などの仕様は,一般的なフルオートコンパクトカメラととくに変るところはない。しかし,このカメラは,水深3mまで対応できる,本格的な防水設計になっていることが特筆される。ふつうの海水浴程度であれば,「水中写真」も撮影可能である。このカメラが「水中カメラ」であることは,レンズ正面や,裏蓋,電池ボックスの蓋などの造りが物語る。さらに,水中ではAFがはたらかないため,カメラ上面に目測用の距離ダイアルがあることも,「水中カメラ」ならではの機構と言える。
マニュアルフォーカス可能(0.7,1.1,1.6,3.5m)
Nikon L35AWAD (Nikon LENS 35mm F2.8), GOLD100
常清滝は,その上流の流域が広くないためか,普段は水量が少ない。しかし,雨が降ると,その姿は俄然,迫力を増すようになる。この滝を,そのそばまで迫って撮りたい場合,シャワーのごとく水しぶきを浴びた状態では,ゆっくりと構図やピント,露出などを整えていられない。自分自身が濡れるのはかまわないが,カメラが濡れることで内部機構にトラブルが発生したり,フィルムがダメになってしまうのは,大いに困る。
こういうときは,「ピカイチカリブ」のような防水コンパクトカメラの存在はありがたい。レンズの性能が平凡であることや,露出やピントの微妙なコントロールができない(AFのステップ数はあまり多くないように思われる)というデメリットも大きいが,こういうカメラでなければ得られない場面というものは,必ず存在する。
Nikon L35AWAD (Nikon LENS 35mm F2.8), GOLD400
また,「ピカイチカリブ」は,水深3mまでの水中撮影も可能な仕様になっている。海水浴などでちょっと遊んでみたりするのもおもしろいだろう。これは,波打ち際にねそべって,波が迫ってくるところを撮ったものである。この直後,全身,波をかぶってしまったものだ。
Nikon L35AWAD (Nikon LENS 35mm F2.8), GOLD400
ストラップの先を持って水中に沈め,セルフタイマーで撮影するという撮り方も,ほかのカメラには簡単にはマネすることができないであろう。