マミヤ

35ルビー F2.8

Mamiya / 35 Ruby F2.8

 マミヤのカメラでさいしょに電気露出計が内蔵されたのは,1957年12月に発売されたMamiya Wide Eである。つづいて,1958年4月に発売されたMamiya Elcaでは,露出計とシャッター速度ダイアルとが連動するようになった。そして,露出計を内蔵したカメラは,メトラシリーズへと続いていく。
 ルビーは,メトラシリーズの廉価版とみなすことができる。カメラ上面にある露出計は追針式で,感度ダイアル,シャッター速度ダイアルおよび絞りダイアルと,露出計の追針が連動している。また,露出計には,専用のアンプを装着できるようになっている。
 このカメラの発売翌年に,F1.9レンズを搭載した上位モデルMamiya 35 Ruby F1.9が発売された。

Mamiya 35 Ruby F2.8, Body No.1232652
撮影レンズMAMIYA-SEKOR T 48mm F2.8 3群3枚構成
シャッター速度B, 1〜1/500 (COPAL-SVK)
絞り2.8 〜 22
ピント調節二重像合致式距離計連動 1m〜∞
発売1959年9月