ニコノス用の水中専用レンズである。 ライカ判のカメラで20mmレンズといえば,「超広角レンズ」とよばれる,やや特殊な存在である。しかし,水中では屈折率の関係で陸上よりもやや焦点距離が長いレンズに見えること,ニコノスのピント調整は目測式であることなどをふまえて,「水中写真の初心者は20mmレンズから使いはじめるのがよい」と勧める人もある。そのような考え方を重視すれば,焦点距離では「超広角レンズ」であるが,使い方としてはむしろ「標準レンズ」という位置づけのレンズだとみなすのがよいらしい。
W-NIKKOR 35mm F2.5やUW-NIKKOR 28mm F3.5と同様に,レンズ鏡胴左右についたノブでピントと絞りを調整するが,値がノブに直接記されている点は,異なっている。NIKONOS Vの時代(1985年)に発売されている。
UW-NIKKOR 20mm F2.8は水中専用レンズであり,陸上での撮影に用いると,中心部以外は像が流れてしまう。 そこで,レンズの前面を水で満たすことで,水中で撮影しているときと同じ状態をつくり,撮影に用いたところ,周辺部まできちんとピントがあうようになった。 ただし,一般的な超広角レンズとは異なり,周辺部の歪曲が目立つものになっている。
レンズの前面に入れる水を半分くらいにすると,下半分と上半分とでピントの位置などが異なるようになる。その境界が都合のよい場所にくると,おもしろい描写が期待できる。
ニコノス用の水中専用レンズである。
ライカ判のカメラで20mmレンズといえば,「超広角レンズ」とよばれる,やや特殊な存在である。しかし,水中では屈折率の関係で陸上よりもやや焦点距離が長いレンズに見えること,ニコノスのピント調整は目測式であることなどをふまえて,「水中写真の初心者は20mmレンズから使いはじめるのがよい」と勧める人もある。そのような考え方を重視すれば,焦点距離では「超広角レンズ」であるが,使い方としてはむしろ「標準レンズ」という位置づけのレンズだとみなすのがよいらしい。
W-NIKKOR 35mm F2.5やUW-NIKKOR 28mm F3.5と同様に,レンズ鏡胴左右についたノブでピントと絞りを調整するが,値がノブに直接記されている点は,異なっている。NIKONOS Vの時代(1985年)に発売されている。
UW-NIKKOR 20mm F2.8は水中専用レンズであり,陸上での撮影に用いると,中心部以外は像が流れてしまう。
そこで,レンズの前面を水で満たすことで,水中で撮影しているときと同じ状態をつくり,撮影に用いたところ,周辺部まできちんとピントがあうようになった。
ただし,一般的な超広角レンズとは異なり,周辺部の歪曲が目立つものになっている。
NIKONOS IV-A, UW-NIKKOR 20mm F2.8, ACROS
レンズの前面に入れる水を半分くらいにすると,下半分と上半分とでピントの位置などが異なるようになる。その境界が都合のよい場所にくると,おもしろい描写が期待できる。
NIKONOS IV-A, UW-NIKKOR 20mm F2.8, ACROS
NIKONOS IV-A, UW-NIKKOR 20mm F2.8, ACROS