「フェド5」は,1975年以降,1990年代末まで製造されたカメラである。巻き上げはノブ式からレバー式となり,セレン式露出計を内蔵し,ホットシューも装備する。フィルムカウンターは自動復元式で,セルフタイマー内蔵,1秒までの低速シャッターに対応した。さらに,視度補正機構も内蔵しているなど,たいへん実用的なカメラである。 「フェド5」には,視度補正機構を省略した「フェド5C」や,さらに露出計も省略した「フェド5B」などの廉価版モデルもある。「フェド5」は,これらのベースとなる上級モデルといえるが,デザイン的な面や使い心地という面では,より古いモデルにくらべて劣っている印象を受ける。とくに,ボディの大きさは,コンパクトでもなく,安心感もなく,きわめて中途半端に感じられる。
「フェド5」は,1975年以降,1990年代末まで製造されたカメラである。巻き上げはノブ式からレバー式となり,セレン式露出計を内蔵し,ホットシューも装備する。フィルムカウンターは自動復元式で,セルフタイマー内蔵,1秒までの低速シャッターに対応した。さらに,視度補正機構も内蔵しているなど,たいへん実用的なカメラである。
「フェド5」には,視度補正機構を省略した「フェド5C」や,さらに露出計も省略した「フェド5B」などの廉価版モデルもある。「フェド5」は,これらのベースとなる上級モデルといえるが,デザイン的な面や使い心地という面では,より古いモデルにくらべて劣っている印象を受ける。とくに,ボディの大きさは,コンパクトでもなく,安心感もなく,きわめて中途半端に感じられる。