ニコン

AFズームニッコール 35-70mm F3.3-4.5S

Nikon / AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5

 この標準ズームレンズは,ニコンF-501にはじまるAF一眼レフカメラシステム用レンズとして,最初に発表されたものの1つである。ピントリングは細く,その動きは軽すぎて,マニュアルでのピント調整は決して操作しやすいものではない。しかしコンパクトで,なにより全域で約35cmまで寄ることができる点は,実用上たいへん便利である。70mm側ならマクロ的な撮影が,35mm側なら広角特有の遠近感を強調した撮影に対応できる。

AF Zoom-NIKKOR 35〜70mm F3.3〜4.5, No.3309776
焦点距離35mm-70mm 口径比3.3-4.5
レンズ構成7群8枚
マウントニコンF Ai/CPU連動
発売1986年4月発売

Nikon F-801, AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5, G100

焦点距離の幅は,現代的基準ではまったく物足りないものだが,描写にも無理がなく,いろいろと使いやすいレンズである。