F-501につづいて登場したAFシステムカメラで,初心者層をターゲットにしたものである。内蔵ワインダーでは,巻き戻しも電動化された。3分割マルチパターン測光をもつが,Ai連動レバーが省略されたため,AFレンズ(およびPタイプMFレンズ)以外のレンズを装着したときには露出計がはたらかない。 初心者層を対象とした機能として,GN12(ISO 100)のポップアップ式スピードライトを内蔵したことがあげられる。このスピードライトは使わないときでも完全に発光部が隠れないデザインのため,非常に独特な外観を示している。スピードライト内蔵一眼レフとして,電源が単3乾電池4本で動作することは,意外と貴重な存在といえる。 ニコンの一眼レフカメラではじめて,ボディに搭載したダイアルで絞りをコントロールする,独特な2ダイアル式の操作系をもつ。シャッター速度ダイアルを「A」にすると絞り優先AE,絞りダイアルを「S」にするとシャッター速度優先AE,それぞれを「A」および「S」にするとプログラムAEになる,たいへんわかりやすいインタフェースである。シャッタースピードや絞り値がダイヤルで直読できるため,多くのAF一眼レフカメラのようなLCDを必要としない。そのせいか,ファインダー内にもシャッター速度や絞り値が表示されず,プログラムAE以外のモードで使うときは,決して使いやすくない。
F-501につづいて登場したAFシステムカメラで,初心者層をターゲットにしたものである。内蔵ワインダーでは,巻き戻しも電動化された。3分割マルチパターン測光をもつが,Ai連動レバーが省略されたため,AFレンズ(およびPタイプMFレンズ)以外のレンズを装着したときには露出計がはたらかない。
初心者層を対象とした機能として,GN12(ISO 100)のポップアップ式スピードライトを内蔵したことがあげられる。このスピードライトは使わないときでも完全に発光部が隠れないデザインのため,非常に独特な外観を示している。スピードライト内蔵一眼レフとして,電源が単3乾電池4本で動作することは,意外と貴重な存在といえる。
ニコンの一眼レフカメラではじめて,ボディに搭載したダイアルで絞りをコントロールする,独特な2ダイアル式の操作系をもつ。シャッター速度ダイアルを「A」にすると絞り優先AE,絞りダイアルを「S」にするとシャッター速度優先AE,それぞれを「A」および「S」にするとプログラムAEになる,たいへんわかりやすいインタフェースである。シャッタースピードや絞り値がダイヤルで直読できるため,多くのAF一眼レフカメラのようなLCDを必要としない。そのせいか,ファインダー内にもシャッター速度や絞り値が表示されず,プログラムAE以外のモードで使うときは,決して使いやすくない。