初代マミヤプレス用に発売された標準レンズである。後部アオリ機構を利用するときにも無限遠にピントがあわせられるように,沈胴式となっている。6×9判のとき,35mm判の38mmレンズに相当し,マミヤプレスの機動性をいかしたスナップ撮影にも手ごろなレンズとなっている。レンズはきわめてコンパクトであり,描写はいたって素直である。
設計だけでなく外観も,いかにも古いレンズであるが,周辺部まで画像の破綻は感じられない。無理のない明るさで無理のない焦点距離のテッサー型レンズが,優秀であることの例といえるだろうか。ただ,このレンズは逆光には弱いのかもしれない。
こちらも,光線はやや逆光気味である。いまひとつすっきりしないのは,やはり逆光に弱いせいかもしれない。個人的に6×9判では100mmレンズを使いなれているので,90mmレンズというのは中途半端に広角で,いまひとつ使いこなせない感じがする。
初代マミヤプレス用に発売された標準レンズである。後部アオリ機構を利用するときにも無限遠にピントがあわせられるように,沈胴式となっている。6×9判のとき,35mm判の38mmレンズに相当し,マミヤプレスの機動性をいかしたスナップ撮影にも手ごろなレンズとなっている。レンズはきわめてコンパクトであり,描写はいたって素直である。
Mamiya Press, Mamiya-sekor 90mm F3.5, E100VS
設計だけでなく外観も,いかにも古いレンズであるが,周辺部まで画像の破綻は感じられない。無理のない明るさで無理のない焦点距離のテッサー型レンズが,優秀であることの例といえるだろうか。ただ,このレンズは逆光には弱いのかもしれない。
Mamiya Press, Mamiya-sekor 90mm F3.5, EPP
こちらも,光線はやや逆光気味である。いまひとつすっきりしないのは,やはり逆光に弱いせいかもしれない。個人的に6×9判では100mmレンズを使いなれているので,90mmレンズというのは中途半端に広角で,いまひとつ使いこなせない感じがする。