ミノルタ

ミニトライポッド TR-1

MINOLTA / TR-1

 たたむと「く」の字型に薄くまとまる携帯三脚である。3本の脚の長さは変えられないが,雲台が自由雲台になっているので,カメラの向きの微調整は容易である。実に小さな三脚であるが,手にもつと見た目以上にずしりと重みを感じる。取扱説明書には「110カメラから一眼レフカメラまで」と書かれているが,この重さと頑丈さのためか,標準レンズくらいなら一眼レフカメラでもじゅうぶんに支えられる。自由雲台も,見た目以上によく止まって,そこには好感がもてる。また,取扱説明書では「たたんだ状態で簡易なピストルグリップ」としての使い方も提案している。
 日本カメラショーの「カメラ総合カタログ」では,1981年版から1989年版で,「ミノルタXシリーズ一眼レフカメラ用アクセサリ」として記載が見られる。

MINOLTA TR-1
形式卓上三脚
付属雲台自由雲台
脚長全高18.2cm (取扱説明書記載値)
重さ345g (取扱説明書記載値)
発売1981年ころ〜1989年ころ