ミノルタ

スポットメーターM

MINOLTA / SPOTMETER M

 測光範囲1°のスポットメーター。いや,1°にあらざれば,スポットメーターにあらず,である。1°というきわめて限定された測光範囲は,たとえば風景撮影では,木の葉,1枚1枚の露出を確認できる,ということである。撮影したい範囲内のもっとも明るい場所の露出ともっとも暗い場所の露出を記憶させ,比較できるようなメモリ機能も搭載されている。なお,反射光式であるため,測光時には被写体の色や反射率等を考慮する必要がある。
 「スポットメーターM」は,日本カメラショーの「カメラ総合カタログ」では1981年版から1986年版まで掲載され,その後,フラッシュ光も測光できる「スポットメーターF」にモデルチェンジされている。

MINOLTA SPOTMETER M, No.101955
測光種類反射光式,受光角1°
電源単3乾電池1本
発売1981年ころ