ミランダ

ポケットパック 330

Miranda / pocketpak 330

 ミランダは,日本ではじめてのペンタプリズム付き一眼レフカメラを発売したメーカーとして知られるが,1976年に倒産している。その後,「ミランダ」の商標がどのように扱われたのかはよく知らないが,1980年代になってから「Miranda」という名称の簡便なカメラがあらわれるようになっている。ここで紹介するMiranda pocketpak 330も,そのようなカメラの1つであり,一眼レフカメラを発売していたミランダとは直接の関係はないものと思われる。

 このカメラそのものは,110カートリッジフィルムを使用する,ごく簡便なものである。ピントは固定,絞りやシャッター速度も固定で,フラッシュ撮影にはフリップフラッシュを使用する。カメラに,生産国表示やシリアルナンバーのようなものは見あたらない。
 日本カメラショー「カメラ総合カタログ」や,「写真用品ショーカタログ」などに,同じカメラの記載は見あたらない。かなり似たようなカメラとして,「レイノックス ポケットカメラ モデル 110E (32mm F8レンズ,6800円)」が,「写真用品ショーカタログ No.15」(1985年)の吉田産業(株)のページに掲載されている。このほかにも,似たようなカメラがさまざまな名称で流通しているが,たぶん同時期のものであろう。
 なお,記載されているraynox pocektcamera model 110Eの大きさとは微妙に異なっており,Miranda pocketpak 330のほうが,すこし大きい。なお,raynoxのカメラは,1989年版のカタログでは同じ製品名のままで,3500円に価格が改訂されている。

Miranda pocketpak 330, Body No.
撮影レンズ不明
シャッター速度固定
絞り固定
ピント調節固定
使用フィルム110カートリッジ
発売1985年ころ?