ライカの名前で発売された,唯一のAPSカメラである。 日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,2001年発行のvol.117にシルバーボディのもの(Leica C11)が掲載されており,翌2002年発行のvol.118にはブラックボディ(ライカ C11 BLACK)が掲載されている。価格はいずれも,37500円となっている。 「Leica」という赤いエンブレムをつけているが,ピント調整はオートフォーカス,露出調整も自動露出で,露光時のシャッター速度や絞りの値もわからない。基本的には,平凡なコンパクトカメラである。レンズの銘も「VARIO」だけで,Panasonicのディジタルカメラ(LUMIX DMX-FX07など)に見られるような「VARIO-ELMARIT」などを名乗っていない。 カメラの正面には,「Leica」のロゴのほかに,目立つ突起も文字もない。背面には,いくつかの操作ボタンとそれを説明する文字があるが,そこはゴムかウレタンのようなものでコーティングされているようで,素材が劣化すると表面が激しくべたつくようになる。べたつきはアルコールで拭くことで除去できるが,そのとき同時に文字も消えてしまうのが難点だ。 フジから発売されたnexia 3100ixZと,仕様やボタンの配置などが酷似している,と指摘する人もある。
ライカの名前で発売された,唯一のAPSカメラである。
日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,2001年発行のvol.117にシルバーボディのもの(Leica C11)が掲載されており,翌2002年発行のvol.118にはブラックボディ(ライカ C11 BLACK)が掲載されている。価格はいずれも,37500円となっている。
「Leica」という赤いエンブレムをつけているが,ピント調整はオートフォーカス,露出調整も自動露出で,露光時のシャッター速度や絞りの値もわからない。基本的には,平凡なコンパクトカメラである。レンズの銘も「VARIO」だけで,Panasonicのディジタルカメラ(LUMIX DMX-FX07など)に見られるような「VARIO-ELMARIT」などを名乗っていない。
カメラの正面には,「Leica」のロゴのほかに,目立つ突起も文字もない。背面には,いくつかの操作ボタンとそれを説明する文字があるが,そこはゴムかウレタンのようなものでコーティングされているようで,素材が劣化すると表面が激しくべたつくようになる。べたつきはアルコールで拭くことで除去できるが,そのとき同時に文字も消えてしまうのが難点だ。
フジから発売されたnexia 3100ixZと,仕様やボタンの配置などが酷似している,と指摘する人もある。