ミノルタの初期の一眼レフカメラSR-1のころに発売された望遠レンズである。ミノルタSRシリーズは,「自動的に開閉する完全オートプリセット絞り」という名称で,自動絞り機構が実現された。さらに,世界初の二層膜アクロマチックコーティングが施された「緑のロッコール」レンズが用意されていたことも,大きなセールスポイントだった。 ところがこのROKKOR-TC 135mm F4は,自動絞り機構が取り入れられておらず(プリセット絞り),二層膜アクロマチックコーティングも施されていない。そのかわり,安価でコンパクトなレンズとなっている。「カメラ総合カタログ vol.1」によれば,自動絞りのAUTO TELE ROKKOR-PG 135mm F2.8が30000円であるのに対し,プリセット絞りのROKKOR-TC 135mm F4は12800円である。
ミノルタSR-1に取りつけて使ってみると,ボディが大きく重いためか,レンズの小型軽量さがきわだって感じられるのである。描写としては,まずまずといったところか。
ミノルタの初期の一眼レフカメラSR-1のころに発売された望遠レンズである。ミノルタSRシリーズは,「自動的に開閉する完全オートプリセット絞り」という名称で,自動絞り機構が実現された。さらに,世界初の二層膜アクロマチックコーティングが施された「緑のロッコール」レンズが用意されていたことも,大きなセールスポイントだった。
ところがこのROKKOR-TC 135mm F4は,自動絞り機構が取り入れられておらず(プリセット絞り),二層膜アクロマチックコーティングも施されていない。そのかわり,安価でコンパクトなレンズとなっている。「カメラ総合カタログ vol.1」によれば,自動絞りのAUTO TELE ROKKOR-PG 135mm F2.8が30000円であるのに対し,プリセット絞りのROKKOR-TC 135mm F4は12800円である。
MINOLTA SR-1, ROKKOR-TC 135mm F4, DNP CENTURIA 100
ミノルタSR-1に取りつけて使ってみると,ボディが大きく重いためか,レンズの小型軽量さがきわだって感じられるのである。描写としては,まずまずといったところか。