カール・ツァイス・イエナ

ビオター 58mm F2

Carl Zeiss Jena / Biotar 58mm F2

 カール・ツァイス・イエナ製の大口径標準レンズである。絞り羽根は9枚あるが,口径が大きいこともあって,絞り形状はF2.8のTessarにくらべるとかなり角ばって見える。鏡胴下部のレバーを操作すると絞りが開放になり,レンズについたシャッターレリーズボタンを押すと,絞りこまれた状態になる。そのままボタンを押しこんでいくと,ボディのシャッターレリーズボタンも押しこまれてシャッターが切れる,半自動絞り機構をもつ。

Biotar 58mm F2, No.4651217
焦点距離58mm 口径比2
レンズ構成4群6枚
マウントエキザクタ (半自動絞り)
発売1950年代?

Exakta VX, Biotar 58mm F2, EB

鮮やかでシャープな画像が得られるが,背景のボケは煩雑である。