ニコン

F-601

Nikon / F-601

 F-801のすぐ下位に相当するモデルである。内蔵モータードライブは最高2コマ/秒,シャッター速度も1/2000秒までとスペックダウンしている。その一方で,オートブラケティング機能を内蔵(F-801ではオプションのマルチコントロールバック装着で対応)し,5分割マルチパターン測光,中央部重点測光ほかにスポット測光も可能になるなど,機能的に充実している面もある。
 内蔵スピードライトはGN13相当(ISO 100)で,28mmレンズの画角をカバーしている。スローシンクロや後幕シンクロなどにも対応した,多機能なものになっている。その他,おもな操作はF-801に似たものになっており,使いやすい。内蔵スピードライトの信頼性は高く,いつでも気軽に使える1台であるが,動作音が甲高いのは,少々いただけない。
 かつて,スピードライトの便利さにひかれて購入した。そのころはまだ人気機種だったようで,高級モデルでないわりには高値だったように思う。ニコンの一眼レフカメラのうち,電源にCR-P2型リチウム電池を使うのはF-601だけなのが,個人的には残念に感じる。
 F-601には,Made in Japanのモデルと,後期のMade in Thailandのモデルがある。後期型は,ホットシューにスピードライトの脱落防止のためのネジ穴があるので,区別可能である。

Nikon F-601, No.2132677
シャッター電子制御縦走り金属幕
シャッター速度B,30〜1/2000スピードライト同調X接点 1/125sec
露出モードプログラムAE(P,PM),シャッター速度優先AE,絞り優先AE,マニュアル
露出計5分割マルチパターン測光,中央部重点測光,スポット測光
内蔵スピードライトGN13 (ISO100), 28mmレンズをカバー,スローシンクロ,後幕シンクロ可
ファインダー内情報シャッター速度,絞り,露出計
発売1990年